2013年3月8日金曜日

みんなでタネまき

昨年の10月、城ヶ島でタネまきイベントを開いた。
お天気に恵まれ、心地よい風が吹き、気持ちのいい一日だった。

畑から見上げた青空

畑では、その前にまいておいた三浦大根や草ネギも無事に発芽。
三浦大根は蒔く時期が遅かったので根っこは太らなさそうだが、一年目は食べるよりも、まずはタネを増やすことが目的。花が咲いてサヤになってたくさんの子孫をうみだしてほしい。

発芽した三浦大根。がんばれー!

今回、開墾&タネまきを行ったのは、この三浦大根の畑の脇。

城ヶ島の方たちがお茶を差し入れてくれたり、レタスの苗や堆肥をお裾分けにきてくれたりと、親切にしていただいた。

参加したみなさんのおかげで午前中には草刈りがほぼ終了した。

人海戦術!

昼食はメシノタネでおむすびを大量に用意。

栗ご飯のおむすびと赤飯のおむすび。名残惜しい秋の味覚。

海を眺めながらのんびりランチタイム。

太陽を浴びて光る海とススキ。遠くに大島を望む。



海の浸食でできた「馬の背洞門」(右のトンネルのような岩)を見下ろす。

おなかがいっぱいになったら作業再開。開墾に思いのほか手間取ったが、なんとかタネまきまでこぎ着けた。


ところどころに埋まっている木の根っこに苦戦。

今回蒔いたタネは、城ヶ島に住む81歳の星野サワさんが代々受け継いできたソラマメと正月菜。そして、老人会長の村田吉雄さんが20年間にわたって自家採種を続けてきた草ネギ。


ソラマメのタネ

無事にタネをとり、貴重なタネを譲ってくださったお年寄りたちに返すとともに、翌年にもタネをつないでいけますように。


(柏木智帆)

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